山里楽耕

地域文化と命の洗濯

11/3は岐阜県獅子芝居公演会でした。

俊人さんの数少ない晴れ舞台、
お義父さんとの貴重な親子共演でした。

この舞台を観るために
東京から高校生の息子さんと
駆けつけてくれたり
日々忙しく森林行政に携わり
貴重な連休で休める日にも関わらず
足を運んでくださったり
そんな仲間がいてくれることに
ありがたさでいっぱいです。

今回は獅子芝居公演観劇も含む
地域文化探訪ツアーとなり
楽屋での準備風景も見学させてもらい
見どころでは「おひねり」も投げました。

各地の保存会によって少しずつ
特徴が違う獅子芝居のようすから
全国でも岐阜県にしかない
獅子芝居文化の面白さを体験。

朝イチから会場からすぐの喫茶で
手間ひまかかりすぎる驚きの
ボリューム満点モーニングで
早々に満たされ
公演会の舞台である
明治座の素晴らしい建物はもちろん
オランダ人技師ヨハネス・デ・レーケが
技術指導した石積みでの治水工事も
美しくて惚れ惚れ。

巨大な加子母の大杉や
阿寺断層とそのズレの先にある
湧水池の見学ができたり
地元の温泉に浸かって
自然と暮らしのつながりも感じ。

秋晴れの一日、
めいっぱい楽しみました。

仲間がこうして観に来てくれて
高校生や中学生の息子たちが
真剣に面白がって観てくれて
心の中に何か大切な宝が残るような
一日だったんじゃないかと思います。

少なくとも私にとっては
大切にしたいものに触れる
ありがたい一日でした。

こうして地域の民衆にとっての
「ハレの日」の楽しみごとを味わい
「命の洗濯」をして
また今日から日常に戻って
百姓仕事を楽しみながら頑張れそうです。

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