1~3月の新春の頃、主に広葉樹を伐って菌打ちをします。
原木のシイタケやナメコのおいしさは格別!
菌打ちのしごとは
1歳くらいの小さなお子さんも参加できて
けっこう楽しいのです。
キノコが生えてくるまでには1年半かかりますが、
「あの時、自分で菌打ちしたキノコだよ」と、
あとから何年も話題にしながら楽しめるのがいいですよ。
■キノコ栽培の手順をご紹介しますね!
1.原木となる広葉樹を伐る
キノコが生えるのはコナラやアベマキやサクラなど
基本は冬に葉を落とす「広葉樹」です。
とくにナメコはサクラがお好きです。
秋から冬にかけて伐採して1mくらいの丸太に
チェーンソー刻んで運び出します。
(広葉樹の伐採は危険度高めなので
ビギナーは手を出さないこと。)
2.ドリルで穴をあける
インパクトドリルや専用のドリルの先に、
キノコの菌打ちようのストッパー付きのビットをつけて
穴の間が20センチくらいの間隔になるように穴をあけます。
(ここは必ず大人が機械を管理!)
3.駒菌を小さな金づちで打ち込む
ホームセンターなどで打っているキノコの菌、
「駒菌」というタイプを購入してきて
ドリルの穴にはめ込んでは金づちで打ち込みます。
(小さな子どもも楽しんでできるよ!)
4.まとめて積んで伏せておく
菌を打ち終わった原木を集めて積み上げて、
雑菌対策として杉やヒノキの葉をたくさん被せて
梅雨直前まで菌が広がるように寝かせます。
5.広げて立てて時期をまつ
梅雨前に積んだ原木を広げて立てて、
キノコが生えてくるのを待ちます。
ナメコは林の地面に伏せます。
1年半たったころから生えはじめます。
小さなお子さんと一緒にでも
楽しんでできる「キノコの菌打ち」
原木キノコを楽しみに、
ぜひ体験しにいらしてくださいね!