「からすみ」という言葉を聴くと、
何を思い浮かべますか?
多くの方は魚卵を固めた
珍味を思い浮かべるんじゃないでしょうか?
恵那地域で「からすみ」といえば、
お雛祭りに食べる甘い郷土菓子のこと。
それしか「からすみ」を知りませんでした(笑)
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米粉を練って蒸してつくる素朴なおやつで
もともとはそれぞれの家庭でつくっていました。
今は道の駅などでも人気の恵那土産。
<つくりかた>
①米粉と砂糖をお湯で練って蒸します。
②なめらかにするため二度目の練り。
③二度練りの際に色んな素材で色や味付け。
④木でつくった型に押し込んで棒状にまとます。
⑤棒状のものをふたたび蒸します
⑥熱が取れたら食べるときに1㎝ほどにカット。
⑦切った断面が富士山のカタチになります。
味つけは自由自在、
砂糖だけのものやヨモギ味、黒糖味、シソ味、
レモンや柚子ピール、レーズン入り、
胡桃や落花生入り、コーヒー味などもあります。
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お餅のようだけれどお餅ほど伸びないので
小さな子どもにも安心して食べさせられます。
恵那に来たらぜひ食べてみてくださいね!