9月下旬から10月上旬の2,3週間だけ、美味しくて体に優しいレア食材マコモダケを田んぼで収穫できます。
美味しいお野菜なのですが、知らないひともいるかもしれません。
マコモダケについて、このページで少しご紹介しますね。
秋のレア食材「マコモダケ」って、なぁに?
マコモダケとは「マコモ(真菰)」別名ワイルドライスという
イネ科の植物の新芽の部分が膨らんだもので
スーパーにはなかなか出回らない高級レア食材です。
生食はシャキシャキと瑞々しい触感に爽やかな甘み。
例えるならば、ヤングコーン風味のタケノコでしょうか。
火を通してもタケノコのような食感と
あっさりとした何でも合う淡泊で優しい甘み。
食感のあるナスか、レンコンか・・・
ちょっと別の食材に例えにくいですが、そんな食材です。
淡泊で色んな味付けができるので、調理方法は無限大!
和食、中華、イタリアン、フレンチ、たぶん何でも合います。
生で良し、焼いて良し、煮て良し、炒めても、
濃い味付けも薄味も、炊き込みご飯などでも、
美味しく召し上がっていただけます。
定番は、生で刻んで醤油と胡麻油で和えるだけ。
ちょっと豆板醤を添えたら、立派なおつまみ。
箸が止まらず、毎日でもたべられます。
あるいは、丸ごと一本皮つきでグリルに入れて焼き、
焼きナスのように皮を向いて甘味噌で食べる。
簡単だけど贅沢な一品になります。
2023年、2024年と2年連続で、
シーズン中に「なないろキッチン」主宰の
栄養士で料理研究家の影山奈々恵さんが、
マコモダケ調理試食会をひらいて下っています。
マコモダケを2、3時間ほどで14品のお料理に!
多彩な調理方法でどれも美味しく
マコモダケの世界が大きく広がりました。
「美味しい!」だけじゃないマコモダケ
昨年は、地元のビュッフェレストランでも使っていただきました!
食感をしっかり活かした中華炒め!
調理は簡単!食べておいしい!と
大好評のマコモダケですが、
「美味しい」だけじゃないんです。
マコモダケは、
・食物繊維が豊富で腸内環境を整えてくれる
・カリウムが豊富でデトックス効果がある
とっても身体にやさしいお野菜です。
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毎日美味しく食べているうちに
食物繊維とカリウムの力で腸内細菌も活性化し
お腹はスッキリして体調が整ってきます。
もちろん、他のお野菜と同様に
農薬も肥料も使わずに大切に育てているので、
マコモダケのみでなく葉っぱまですべて
安心してご活用上がりいただけます!
葉っぱは、天日乾燥&土鍋焙煎で「マコモ茶」に!
トウモロコシ茶のようなほんのり甘いお茶で
井草のような良い香りです。
ノンカフェインなので
お子様からお年寄りまで家族全員で楽しめます。
また、マコモの葉は、お風呂に入れたり
マコモ蒸しなどで健康づくりに役立ちます。
お湯が柔らかくいい香りになり
保温効果も抜群でとても心地よいですよ。
さらに、古来からマコモの葉は
出雲大社のしめ飾りなどにも使われて
浄化の力のある神聖なものとして
大切にされています。
そのマコモ葉でつくったしめ飾りは、
長くて緑が濃く立派なものになります。
神聖な気持ちで新年を迎えられますよ!
11月からは地元の子育て中のママたちとともに、
ワークショップなどもしながらしめ飾りをつくります。